夏の食材
6月から8月までの期間で日照時間が長く、作物が育ちやすい時期でもあります。暑さで食欲が減ってしまう場合もありますが、その対抗策として水分や苦味を含む野菜が多く摂れます。これにより夏バテや脱水症状の予防、日焼けやしわなども予防して美容にも働いてくれます。
旬の食材は一例として下記の項目になります。
- トマト(6~8月):リコピンの働きによってシミやそばかすなどを予防してくれたり、整腸作用もあります。
- トウモロコシ(6~8月):むくみの除去やコレステロールの低下などに作用します。
- きゅうり(7~8月):夏バテや冷房による体調不良などの疲労回復。
- なす(8~9月):高血圧や肥満、便秘の防止になります。
- ゴーヤ(7~8月、特に8月):独特の苦みで夏バテの解消や食欲増進を図ってくれます。
- ブルーベリー(6~8月):視力回復の他、がんや高血圧、生活習慣病の予防にもなります。
- メロン(5~8月):体内の塩分調整やコレステロールの低下を行ってくれます。
- アジ(5~7月):コレステロールの低下、血栓や心筋梗塞の予防にもなります。
- カツオ(5~6月):疲労回復や貧血の予防、コレステロールの低下も行ってくれます。
- あゆ(6~8月):骨粗しょう症や骨軟化症、高血圧の防止にもなります。
他にも夏野菜は大量にあり、ビタミンやミネラルを摂れる機会が増えます。また、土用の丑の日があるようにうなぎで精力を付けるのも夏の暑さを乗り越えるのに効果的です。
夏野菜のトマトソースパスタ(2人分)
【材料】
- トマト:3個
- 玉ねぎ:1/2個
- なす(小):1個
- ズッキーニ:1/2個
- ピーマン:1/2個
- パスタ:200g
- にんにく:1片
- バジルオリーブオイル:大さじ2杯
- オリーブオイル:大さじ1杯
- 塩・黒コショウ:適量
- バジル:少々
【作り方】
- トマトは角切りにして鍋に入れます。
- 火にかけて少し形が残るくらいまで煮詰めて、ソースを作ります。
- 別の鍋にバジルオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたにんにくを入れて炒めます。
- 香りが立って来たら薄くスライスした玉ねぎを入れて、透き通るまで炒めます。
- ここで2で作ったソースを加えて、塩コショウで少し濃いめに味付けします。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、同じサイズに角切りしたズッキーニとピーマンを強火でサッと炒めて塩コショウで軽く味付けします。歯ごたえを残すために軽く炒めるのがポイントです。
- 炒めた野菜を5のソースに加えてひと煮立ちさせたら、ソースの完成です。
- 塩を加えたお湯でパスタを茹で、茹で上がったら取り出してオリーブオイルを絡ませます。
- 器にパスタ、ソースバジルの順に盛り付けて行けば感性です。
アジのなめろう
【材料】
- アジ:2尾
- 玉ねぎ(長ネギでも可):1/4個
- ショウガ:1片
- みそ:アジの身の25%
- 大葉:適量
【作り方】
- 三枚におろしたアジをざっくりと小さめに切ります。
- まな板の上にアジ、粗くみじん切りにした玉ねぎとショウガを合わせ、味噌を乗せます。
- 包丁で味噌が全体に行き渡るように叩きます。
- 大葉を敷いた器に盛れば完成です。